15時発 夢の地下鉄汐里線

ハロヲタのための24のガヴォット第15番ニ短調

初恋時代(山口百恵)


♪青い木の実が熟れるように 乙女ごごろが赤くなる
 セーラー服の胸の奥が あなたを恋して痛くなる

阿久悠物語 が放映されることが話題になったころ
多くのブロガーが揃って書いていたことは

阿久悠山口百恵に1曲も書いていない

守澤 悠 さんの 小生の掲示板 にも

> 山口百恵の、公式(スタジオ)録音でただ1曲ある、阿久悠作品は? 
  ってとこだな?   諸君らも解るまい・・・ c(^0^o)ヾ(--;...
  それは、2ndアルバムのB面(8曲目)の「個人授業(フィンガー5)」のカバーである。
  それくらい、百恵とは縁がないんだよな〜。

とあったが

阿久悠を歌った100人 には この 初恋時代 が収録されている
データを見ると 1976年 とあるから かなり初期の作品で
曲は ひと夏の経験 にかなり似ている
Best of Best 山口百恵のすべて というアルバムにも収録されているので
完全なカバーである 個人授業 よりはオリジナルに近い

阿久悠の 「夢を食った男たち」によると

>結局ぼくは、山口百恵の詞は一篇も書くこともなく、最も縁遠い歌手となった。

とあるから あくまでも 中3トリオに書いた という意識なのかもしれないけれど
Best of Best や 阿久悠を歌った100人 に収録されているのだから
これが唯一の作品 ということでいいような気がする。