15時発 夢の地下鉄汐里線

ハロヲタのための24のガヴォット第15番ニ短調

湖底のイサザから通常の18.6倍の無機ヒ素と104倍のマンガンを検出

erika00152010-05-13


http://www.asahi.com/national/update/0511/OSK201005110135.html

このところ琵琶湖周辺は工業化が盛んでハイテク産業も多いだけに
砒素が検出される可能性は多いでしょうね
特に魚の生態によっては生物濃縮も起こりうるからそんなに驚くような数字ではない

>水中の酸素濃度が下がると、湖底の泥に含まれるマンガンがイオン化して溶け出し、
 数メートル上層の水中の酸素と結びついて再び鉱物になると沈む。
 この現象によって湖底の表面にヒ素が濃縮されている

この説明だと生物濃縮というより純粋に無機化学的なメカニズムかな
不溶性のマンガン化合物(酸化数+4)が嫌気的条件でマンガンイオン(酸化数+2)に
還元されて亜ヒ酸イオンやヒ酸イオンと結合して鉱物になって湖底に沈殿するってことかな
そうだとしてもヒ素を含むイオンがどこから供給されているかが問題なんじゃないの