15時発 夢の地下鉄汐里線

ハロヲタのための24のガヴォット第15番ニ短調

マーラー:交響曲第3番ニ短調”夏の朝の夢”

erika00152009-11-01

クラウディオアバド指揮ベルリンフィル


梅さんの卒業から1週間が経過しました。
卒業ソングは ”忘れたくない夏” だったわけですが



19世紀末にマーラーが書いた 世界一長い交響曲(としてギネスブックに載っていたことがある)
”夏の朝の夢”という表題は本人によってはずされてしまったけれど
まさに曲の内容に合っていたと思う

そしてこの曲は 地球の歴史 をあらわしているようにも思える


30分以上もかかる第1楽章は先カンブリア代

微惑星の衝突からマグマオーシャンの時代を経て
岩山ができ、雨が降って海ができ、生命が誕生し、酸素が増え
二度の全球凍結を経てエディアカラ動物群が繁栄した。
マーラーは 岩山は語る と題したけれど
生命が誕生する前の地球のようでもある



第2楽章は古生代

カンブリア爆発で多種の生物が生まれ、植物の繁栄によって大森林ができた
マーラーは 牧場で花が私に語ること と題したけれど
地球の生命をはぐくむ植物を表現したとかも



第3楽章は中生代

恐竜が繁栄し、哺乳類も生まれた
マーラーは 森の獣たちが私に語ること と題したけれど
これは動物を表現しているんだろうか



第4楽章は新生代

いよいよ人類が登場し 歌 が入る
世界は昼間考えたよりも深い



第5楽章は現代

人類が繁栄し、合唱になる


そして第6楽章は人類滅亡後の地球

人の声は消え、再び器楽だけの音楽がゆるやかに流れる
この第6楽章にマーラーがつけた表題は ”愛が私に語ること”
人類は滅びてもその愛は永遠に・・・・・


梅さん卒業後の℃-uteも永遠に・・・・


すべての快楽は深い永遠を欲する